キミのバスケを守りたい




「ナイッシュ!それから望月、いいパスだったぞ!迷わずよくプレーに移せたな!



前の練習試合の時から思ってたけど……



望月の瞬時に次のプレーを考えられることはバスケではとっても大事なことだよ!



自信持て!」



「ありがとうございます!」



自分のプレーを褒めてくれたことに望月くんは少し喜んでいて、



坂田先輩もさっき大きな声を出した時のような感じはもうどこにもなかった。



そんな二人を見て、下唇を噛んで反対側から黙って見ていた中田先輩。



彼は明らかにリバウンドのことで指摘された時よりもイライラしているように見えて



大丈夫かな?と気分を伺いながらコートの外からわたしは見ていた。



だけど、その後に坂田先輩が望月くんに口にした言葉を彼にはもう耐える余裕がなかったようだった。