キミのバスケを守りたい




「さっ!休憩ももう終わりだし、そろそろ体育館入るぞ」



と坂田先輩はみんなにそう言って体育館の中に入って行った。



そして次はボールを使ってパス練習。



ペアから徐々にトライアングルパスやダイヤモンドで人数を増やしていく。



体を慣らしていくと、次はパスからシュートまで繋げる練習に続いた。



その間、わたしたちはと言うと……。



「夕食何作ろっか?一度にいっぱい作れるのがいいよね!」



「うーん……やっぱりカレーライスとか?」



お昼はみんなお弁当を持って来ているからいいけど、夕食からはわたしと詩織の二人で作らなければいけない。