「 そんでさ!昨日の返事なんやけどな!

結果的には、リクと付き合いたいし
昨日の返事もOK!

でも、世間一般の普通の恋人には
なれへんやん?

女の人を惚れさせてなんぼの
ホストやしさ…

けど、付き合ったからには
ゆかりのことを1番に考えてほしいし
1番スキでいてほしい。

太客より細客より他の女の子より」

「 うん。当たり前。
ゆかりが1番スキやで。」

「 ありがとう。
ゆかりもリクの事が1番スキ」

正直、私はホストと付き合うほど
根性が凄い女ではない事は
分かっていた。

これから、辛くなることの方が
多いのも分かっていた。

それでも、恋というのは凄いもので
好きな人の1番でいたい
好きな人の目に常に私が写りたい

それだけで、一歩前に進める
違う自分になれる究極の魔法。