「うん、一応ね」

「一応って何だよ?」

一応って言葉に何故か反応する大和。

「友達に誘われたから」

「あぁ」

その言葉を聞いて納得する。

「それに浴衣着るチャンスだしね」

「浴衣着んの?」

「うん♪
見たかったら来なよ☆」

「梨花の浴衣姿見ても何の得にもなんねェしなぁ~(笑」

「何よォーッッ!!」

こんな憎まれ口さえ愛しく思う。

こんなとき

恋は盲目

って言葉を思い出してはそうだな、って思ったりする。