いつものように無愛想な君。

一緒に帰ろうと誘えば、ついてきてくれるけど

一緒に帰ろう、とは言ってくれないんだ。

そんなある下校中、
彼女は急に僕に尋ねる。

「恋って何?」

僕は答えられなかった。