不器用な2人の甘いバレンタイン

「あぁ...僕のことは知らないと思うよ。7組の上野純...っていうんだ。...そんなことよりさ、園田さん、泣いてる?」

7組の上野君...知らない...

でも上野君は全く知らない私を心配するように覗き込んだ。

「なっ泣いてないよ...!全然!大丈夫!ていうか上野君、ほんとにありがとね!わ、私帰らなきゃ。ごめんね、ほんとにありがとう」

今優しくされると泣いちゃうかもしれない。

だから、私はここを立ち去...ろうとした。