不器用な2人の甘いバレンタイン

いた。圭太が。

確かに圭太はそこにいたけど...圭太の側にはもう1人いた。

(あの子...学年で1番かわいいって言われてる瑠璃ちゃんじゃん...)

圭太と瑠璃ちゃんの間は少ししかない。

瑠璃ちゃんが圭太にチョコレートらしき可愛らしい小さな箱を渡している。

(え?え...?)

瑠璃ちゃんが圭太に近寄り、上目遣いで彼を見つめて...

圭太が瑠璃ちゃんに優しく微笑みかけたところで私は走り出した。