それが隣に咲いている大きなひまわり畑と並んでいて、オレの心臓はドキドキと加速してしまった。



気にするな……!



高鳴るな、この心臓……!!



意識すればするほど、彼女の顔が見れなくなっていった。



「?大丈夫ですか?」



元凶がまさか自分にあるなんて。



彼女は絶対に思っていないな。



オレはそのマヌケな顔に手を添え、ムギュと力を入れた。



「ムカつく……」



「えっ!?なんでですかー!?」