【短編】ひまわり畑の君へ

「進路?私はあなたの隣に立てればいいんだもん」



そんな恥ずかしことをさらっと言えちゃう彼女を尊敬する。



出会ったことは幼い少女だったのに、今ではもう綺麗な大人。



数ヶ月経っても初々しいオレたち。



「私はさ、あなたのことが本当に大好き」



口につけていたコーヒーカップを置き、彼女は俺と目を合わせる。



彼女の目はいつもの愛おしい目ではなく、凛としていてオレの本心を容赦なく見る目だった。



「お父さんたちとお話しましょ」