【短編】ひまわり畑の君へ

オレはするすると力が抜けていき、膝からガクリと項垂れた。



「てっきり反対されると思ってた?」



いたずらっ子のような笑顔を浮かべて、彼女はオレに抱きついてきた。



「こんな私だけど宜しくね?」



出会ったその日に見せてくれた、あのひまわりのような笑顔を浮かべてくれる。



「こちらこそよろしくお願いしますっ…」



オレはこう言うしかなかった。



えっと、今までどうやって彼女に接していたっけ?



1歩下がって歩いていた彼女が、やっとオレの隣に並んだ瞬間だった。