「宗・・・観覧車いこ・・・」 お父さんの思い出に今は浸りたい。 小さい頃から誕生日のたびに連れていってもらった。 お父さんの誕生日にも宗の誕生日にもここに来た。 たくさんの思い出。 ひとりで泣きたいときもここに来た。 「彩羽乗ろうか。それでいっぱい泣こ?でも観覧車の中だけ・・・。」 「え?」 「いつまでも泣いてたらおじさん悲しむだろ・・・そばにいるって言ってただろ・・・だから泣くのは観覧車の中だけだ・・・約束・・・」 今日だけでいくつの約束しただろう。 全部全部大切な約束。