「朔なんか楽しそうだな」


クラスの男子が話しかけてくる。
めんどいなぁ・・・。


他人には興味無い俺なのに彼女のことは
気になってしまう。


「そんなに楽しそうかな?なにもないよ」


にこっと笑う。会話終了。


彼女のまわりは俺にはとても綺麗な
世界に見えた。


こんな楽しいことが何も無い世界



いっそ壊してしまおうか。