いかないで


あぁ。これが自分の本音なんだ。


ずっと押しつぶして、隠していたものが
溢れてきてしまう。


たくさんの宗との思い出が走馬灯のように
頭の中に流れてくる。


「いろ。ひさしぶり」


この声。ずっと聞きたかった声。


「遅くなってごめん。でもほら、戻ってくるって言ったし」