見送りはいいからと、君ちゃんは
あっという間に
先に出て行った


「……強烈だね クスッ」

「堪忍」

「僕、嬉しかったよ!
ねえ?二人の時は、烝って呼んでいい?」

「/////ええよ」

「やった!烝も総ちゃんって、呼んでね!
恋仲なんだから!」

「/////」




否定しないって事は……


「烝」


そっと烝の手を引いて、抱きしめた


「そっ…総ちゃん」


よし!


「僕にどれくらいの力があるのか
わからないけど、大切にするね!」



僕らは、どちらからかわからないくらい

自然と口づけをした



「あれ?総ちゃん巡察やったんちゃう?」


「うわぁーーーー!!!
報告に帰らなきゃ!!!」


「ふふっ 一緒に怒られたるわ」




烝が僕に微笑んだ


僕と烝 恋仲なんだ



そう思ったら、嬉しくてにやけた



もう一度、口づけをしてから



屯所へ



烝は、着替えてから屯所へ




屯所では、今まで通りにしないと!!!