「その仕事手伝うから
明日、一緒に出掛けませんか?」


山崎から、誘われたのは

夕餉の後




机を並べて、仕事を手伝って貰ったのは

何度目だろうか




あまり溜めてなかったから

思ったよりも早く終わった


これなら、明日出掛けても

大丈夫だな



横を見ると、片付けた机に伏せて

寝てしまっている



こんなにも体力がなくなったのか…



布団を敷、寝かせた

少しも起きない

明日、大丈夫なのか?





痩せたな








眠る山崎を眺めながら、ある決心をした








翌朝





可愛い娘姿の山崎に、ドキドキしながら

釘付けになっていた



「いい年して、こんな着物きるなて?」

「似合ってる/////」

「そか」




俺好みに着飾ってくれたのかと思うと
嬉しいものだ



「山崎 まず、医者に行こう」

「土方さん?涼花やろ?
せっかくおめかししてんのに!!」

「/////そっ そうだな」


恋仲ごっこだと、ケラケラ笑う

それでも嬉しい






「貴方、寝て安静にしてないと
いつ死んでもおかしくないで?」

「そうですか
あいにく、寝てるの好きやのぉてな」



いつ死んでも…



医者の脅しにも、ケラケラ笑って

気にしてない



「ほな、次はうちについてきてな!」