【沖田総司】





土方さんと僕は、恋敵


だけど…



それさえ楽しかった


ギスギス ピリピリした


日常を忘れるには、烝が必要だった




僕は、烝に会う為、屋根に登る


「なぁ?わてがおらへんかったら、総ちゃん、どないすんの?」


「いると思ってますから」


上っても降りれない


「ふふっ 降り方教えたるわ」


いいって言ったけど、烝は教えてくれた


僕は、上手に降りれた



「また、会おな」



次があるんだ…



「はい また」



烝は、土方さんも僕も好きなんだって!


僕は、やだなって思ったけど


僕としても、土方さんは、いい男


わからなくもない



労咳の僕が、烝を幸せに出来るとは

思えない


ただ、烝のそばにいたい


烝と笑ってたい



それだけだった




ねぇ? 烝?


顔色が悪いのなんで?


寝てないの?