「それでね私達考えたんだけど、いつまでたっても学習能力ゼロのアンタにプレゼントあげる事にしたの」 「え……?」 にんまり、と不敵な笑みで笑った黒髪の女の子の手には水が入っているバケツ。 多分、後ろの女の子がバケツを渡したんだと思う。 がらになく少し動揺してしまうあたし。 「頭冷やしてあげるね」 ああ、あたしバカだ。 あの時、真尋に助けてって言えば良かったんだ。素直になれば良かったんだ。