高塚君を勝手に王子様扱いしてキャーキャー騒いでいた日々は楽しかった。 その時には、高塚君は遠い人だった。 関わりがなかったんだから当たり前だけど、私達の間に摩擦が生じることはなかった。 いわゆる安全地帯に居られたのだ。