世界を敵にまわしても

そして最後に、



「まあ、難しい奴だから苦労するとは思うけど、応援するから頑張ってね!
俺らもあいつが彼女と過ごしてる姿を見てみたいからさ!」



と付け加えた。



「だから違うんですってば!
背が高くて目立つ人だなって思っただけ!」




言い訳もむなしく、完全に高塚君を好きになったことにされてしまった。