世界を敵にまわしても

はるか後ろから、


お母さんと先生が私を呼ぶ声が聞こえたが、



絶対に戻るものか。



流れる涙を拭うことなくあてもなくさまよい歩いた。



穏やかに話し合いなんかできる精神状態ではない。



若干十八歳の私にとって、



人生最大とも言える選択をしなければならないのだから。