世界を敵にまわしても

ドンッ




鈍い音とともに、床に突き飛ばされるような形で倒れてしまった。



さらに、突き刺さるような鋭い視線を感じ、思わず顔を上げる。




するとそこには、すごく背が高い男の子が立っていて、思いきり目が合ってしまった。