世界を敵にまわしても

私と高塚君はそういう運命だったのかもしれない。




好きっていう気持ちだけじゃどうにもならないことがあって、高塚君との恋が私にとってのそれなのだろう。




結果は出てしまったんだ。




でも、恋が終わったからと言って人生まで終わったわけじゃない。




この恋の終わりが、また新しい何かの始まりにつながっているに違いない。