世界を敵にまわしても

関わりが浅いのは事実なのに。



高塚君との思い出なんて、数えるほどしかないのに。



私 の心は、こんなにも高塚君に占拠されてしまった。



忘れなきゃいけないと分かっているけど、そんな
ことが本当にできるの?



情けない私。



こんな時まで泣くしかできないなんて。