世界を敵にまわしても

高塚君のそのあからさまな態度に、エミとレイちゃんはもちろんだけど、真中君や吉田君だって驚きを隠せないでいる。




それでもみんなは大人だ。




私を露骨に避ける 高塚君と、避けられるのを分かっていながら高塚君を目で追ってしまう私。




こんな大人になりきれない私達の行動に口出しすることもなく、黙って見守ってくれている。



それに、ここで誰かが高塚君に注意なんかしたらさらに関係が険悪なものになってしまうし、私の立場もより弱くなる。




みんなそれを分かってくれているのだ。