世界を敵にまわしても

高塚君、正直者だな。



私みたいな可愛くもなく目立たない女の子から好意を寄せられたって、それは心を揺さぶられるような出来事ではなかったんだね。



悲しいけど、これが現実。



少女漫画みたいな奇跡は 起こらなかった。




私は、高塚君に拒絶されてしまったんだ。



エミ達が待つ教室に向かって走りながら、私はやっと泣くことができた。