愛しの姫

「ここが、食堂だ」

扉をそばで控えていた召使いが開いた

そこには、沢山の美味しそうな料理や、
色とりどりの果物が所狭しと並んでいた

そして、レオンは席につくと

「おい、何を突っ立ってる?早く座れ」

「・・・はい」

レオンは、食事を始めた
 
「なぜ、食べないのだ?早く食べろ。せっかくの食事が冷めてしまうだろう?料理人達に失礼ではないか」

「えっ・・・?」

「なんだ?」

「いえ、何でも・・・」