目をぱちくりさせて、驚きを隠せない。 『泣いてる?』 「あほ…目が染みただけや…ひくっ」 『よしよし』 優しく頭を撫でて落ち着かせていく。 「嬉しすぎて、全然言葉にならんかった」 『うん』 「ほんま、貰っていいの?」 『麗香ちゃん以外に、この指輪を通す人なんていないよ?』 「もう…!! 梭冴くん…ありがと!!」 そしてまたぎゅっと強く抱きしめられて、もう…大満足です。