俺じゃ…ダメ?




ー麗香 sideー


約束の日



「恭雅…ごめん」



あたしを見つけて駆け寄ってきた恭雅に放った第一声。


…最低何はわかってる。


あたしを追いかけて来てくれたあの夏祭り…


ほんまは嬉しかったはずやのに、怯えてた。


恭雅の本心知ったけど、やっぱりあかん。


いっつも、梭冴くんの顔が出てくるんや。




『…それがお前の答えだよな』




俯いていた顔を上げると、何故か恭雅はうっすら目に涙を浮かべて…笑っていた。


なんで…?


なんで笑えんの!?




「っ…」




言葉にならなかった。