みんなと別れて、一人になった帰り道。


不意に立ち止まって空を見上げると、真っ赤な夕焼けが空を埋め尽くしていた。


綺麗な夕焼け…


麗香ちゃんも、何処かで見てるかな?


もう一度、想うことが出来たけど、本番はこれからだ。


俺にいったい何が出来るか。


しつこいって思われるかもしれない。


でも…それでもやっぱり。


好きなんだよ。


君の笑顔が早く見たい。


関西弁が聴きたい…


困らせたい。


笑わせたい。




『ははっ、あり過ぎるよ』




君を想って、この空を見上げて笑った。