凛side
『えっと...ありがとう...
引いてない??』
祐は優しくしてくれて
1日そばにいてくれた
休みの日でよかったと心から思った
｢引くわけねぇだろ｣
｢あのさ
お墓参りとか行ってる？｣
お墓参り...
ずっと行けなかった
『...行ってない』
｢よし
行くか｣
『ちょっと待って!!
行けない...』
｢いつまでも逃げるつもりか？
先生にちゃんと話せ｣
『話せってもうなにも届かないよ』
｢んなわけねぇだろ
何のためのお墓だよ
気持ちさえあればいつでも届く｣
『...…わかった』
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ありがとうね祐
いつも助けられてました
なのに私はなにも返せてない
ごめんね祐
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