僕が君といられる時間


~廊下~

莉『で?なに?』

笑『あ、あのね。昨日会ったばっかなんだけど……好きになってしまったんだ。莉来のこと。だから……』

莉『いいよ。』

笑『え?』

莉『付き合ってあげる。でも……
笑可、多分傷つくよ。俺と付き合ったら。』

笑『傷つかないよ!
私は莉来といれるだけで幸せだもん!』

莉『そっか。』

そう言って君は優しそうに笑ったね。
その顔を今は見る事もできないなんて。
ねぇ、そういう事だったの?

でも私はあなたと付き合えたこの日を忘れる事はない……