ピアノの少女


それからすぐ長期入院が決定した。


まだ14歳だった僕は子供病棟に行くことになった。


入退院を繰り返しているうちに、僕はまたピアノをやりたいと思うことはなくなっていた。


何の希望もないし、この絶望には出口もない。


一生この暗闇の中で苦しむんだ。


そういう運命なんだ。