君のいない冬。












「……ふぅ、もう夕方かー。」



窓の外を見て、意外にも時間が過ぎていることに気付いた





「今日はありがとな!
もう戻っていいぞー」



俺がそう言うと皆口々に 今度なんか奢れよなー、とか



調子のいいことをいいながら自分の部屋に戻っていった。








ほんとはそれぞれ自分の部屋を掃除するんだけど、



今回は俺の部屋が散らかりすぎて



一人では無理だったため手伝ってもらった。