君のいない冬。



 
ハァッ、ハァッ、



絵梨花は走ったからか、少し息切れしていた。







「ちょっと!いきなりな「稀代高校!!」…は?」






絵梨花は訝しげな顔をしていたけど、



俺は構わず続けた。