君のいない冬。





…………


少しの沈黙があった後





「これは俺の独り言だから」




岡崎はそう言って話し始めた。









「そーいや、小野さんはすぐの進路先聞こうとしてたなー」






え?




「もうすぐ卒業だしさ、



やっぱ気になってんじゃねーの。」