君のいない冬。


 


「だああ!だからなんで俺呼ぶんだよ!?



本人に確かめればいいだろうがああ!」






岡崎に屋上で相談するのが日課になっていた俺は



そんな岡崎の言葉を無視して続けた。







「俺なんか怒らせるようなことしたっけなぁ…」








考えても考えても答えには辿りつけない



当事者じゃない岡崎なら分かるんじゃないかと思って



今日もまた相談していた