君のいない冬。




最初は無愛想な子だなー、としか思ってなかった






けど挨拶すれば返してくれるし、



俺はめげずに話しかけ続けた



すぐ、とは呼んでくれなかったけど。






いつからだろう、趣味の話で意気投合し合ったのは。





もうずっと前からいるみたいに




絵梨花と話しているときは落ち着くんだ。




 
いつからだったのだろう…




気付けば俺は、絵梨花のことが好きになっていた。