校門付近まで来ると掲示板にクラス発表の紙が4・5枚張り出されているのが見える。
そこには今日入学する仲間たちが集まって発表の紙を見ている。
「じゃあお母さん、後でね」
お母さんに手をひらひらと振るとあたしは迷わず人込みに突っ込んで行った。
前に立ち塞がる人達を掻き分けて、どんどん奥に突き進む。じゃないといつまで経っても、決まったクラスに行くことが出来ない。
やっとの思いで掲示板の所まで辿り着いた。
「あたしは何処かなーっと…」
そんな独り言をブツブツ呟きながら沢山の名前が並ぶ名簿から"中野 幸"を探した。
A組から順に探して行くとC組に自分の名前を見つけた。
「C組見っけ!」
そこには今日入学する仲間たちが集まって発表の紙を見ている。
「じゃあお母さん、後でね」
お母さんに手をひらひらと振るとあたしは迷わず人込みに突っ込んで行った。
前に立ち塞がる人達を掻き分けて、どんどん奥に突き進む。じゃないといつまで経っても、決まったクラスに行くことが出来ない。
やっとの思いで掲示板の所まで辿り着いた。
「あたしは何処かなーっと…」
そんな独り言をブツブツ呟きながら沢山の名前が並ぶ名簿から"中野 幸"を探した。
A組から順に探して行くとC組に自分の名前を見つけた。
「C組見っけ!」
