その夜、あたしはいつもと変わらず芽衣とメールをしていた。
受信:芽衣
《原くん、なんで急に幸のアド聞いたのかな?》
送信:芽衣
《さあ?あたし原くん自体知らないもん》
芽衣のなかでは、原くんとあたしが一番旬な恋バナになっていた。
原くんはあたしのことが好きとかなんとかって芽衣は勝手に決め付けて一人で騒いでいる。
受信:芽衣
《あんたはなんでそう冷めてるかな…》
送信:芽衣
《別に冷めてないよ》
ブブブッ――。
芽衣には今さっき送ったばかりなのに、手のひらの中で携帯が震えた。
画面には知らないアドレスが表示されている。
受信ボックスからメールを開いた。
受信:ken.kosien-ball@xxx.ne.jp
《原健です。いきなりアド聞いてごめん。って言っても京介伝いで…》
例の原くんからか。
あたしはすぐに原くんのアドレスを登録した。
受信ボックスに見慣れない文字が表示された。
【原くん】
そう綺麗簡潔に。
受信:芽衣
《原くん、なんで急に幸のアド聞いたのかな?》
送信:芽衣
《さあ?あたし原くん自体知らないもん》
芽衣のなかでは、原くんとあたしが一番旬な恋バナになっていた。
原くんはあたしのことが好きとかなんとかって芽衣は勝手に決め付けて一人で騒いでいる。
受信:芽衣
《あんたはなんでそう冷めてるかな…》
送信:芽衣
《別に冷めてないよ》
ブブブッ――。
芽衣には今さっき送ったばかりなのに、手のひらの中で携帯が震えた。
画面には知らないアドレスが表示されている。
受信ボックスからメールを開いた。
受信:ken.kosien-ball@xxx.ne.jp
《原健です。いきなりアド聞いてごめん。って言っても京介伝いで…》
例の原くんからか。
あたしはすぐに原くんのアドレスを登録した。
受信ボックスに見慣れない文字が表示された。
【原くん】
そう綺麗簡潔に。
