【短】セント・ミステイク

だけど女の子は1歳だけとはいえ年上とは思えない位フンワリカワイイオーラをまとってて、恐らくさっきのカワイらしい声も彼女のもの。


呆然とする私の前で何やら2人は楽しそうに会話していたが、一切脳内には入ってこなかった。


なんだ……蜂谷、彼女いたのか………


それもあんなにカワイらしい、年上の彼女が………


なのに私ったら、チョコあげる事も告白する事も出来なくて……やっと決意をより強く出来たと思ったら、好きな人に恋人がいる事を初めて知って……


―――私は本当、何をやっているんだろう―――


「…………っ!」