2人は図書委員



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つぎの日。

今日は昨日委員会会議で話した事をクラスに報告する日だった。

私は面倒くさそうに他の委員会報告を聞いている。

ペアとどれをどこまで言うか話し合ってから報告している。

……そんなの別にどっちが言ってもかわらないし。

私はそう思っていたのでりゅうとは話し合わなかった。

そして図書委員の報告。

私とりゅうは前にでた。

報告する紙はりゅうが持っていたので
私はてっきりりゅうが全部言ってくれるのかと思っていた。

しかし前にでてりゅうが聞いた。

『……どこまで読めばいい?』

私は固まる。

『そ……そんなのどうだっていいでしょ!?』

『……でも。』

他の委員会は2人で言ってた、と言いたいのだろう。

わかっている。
でも前にでてからじゃもう遅い。

それにこいつ。
前にでて話すの苦手そう。

私はばっとりゅうの手から紙をとった。

『今週の仕事内容は本の整理と管理。それと学級文庫を置いたので見てください。以上!』

スラスラと読み上げた私は紙をりゅうに返した。

りゅうは

『ごめん。』

と謝る。

そのやりとりを見ていた女子が呟いた。

『この2人組かわいい。お似合い。』

『は……はぁ!?』

私は声をあげる。

お似合いってどういう事だよ!

前にたっていられなくなった私は自分の席に急いで戻った。

しかし自分の顔がだんだん赤くなっていくのがわかる。

その後の他の委員会報告は全然頭に入ってこなかった。