2人は図書委員



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夏休みの出来事があってからりゅうが行く高校に興味をもちはじめた。

そろそろ高校も本格的に決めなければならないので、夏休み中に〇〇高校に見学に行った。

その高校に行き私はとても心惹かれ、目指す高校をそこに決めた。

やがて学校も始まり、久しぶりに桜と話すが桜の声が頭にはいらない。

『久しぶりー!!もう受験生だったから夏休み一回も遊べなかったねー。』

『うん……。』

『それで??当番はどうだったぁ?』

『うん……。』

『……??柚姫??』

『うん……。』

そこまできて私はようやく目を覚ます。

しかし気がついた時にはもう遅かった。

私の頭に桜のチョップがかまされる。

『いっ……たぁ……!ご……ごめんて桜!』

桜は頬を膨らませながら睨む。

『もぅ!夏休みボケ?それともりゅうとなんかあったの?』

さすが桜。わかっていたらしい。

私は渋々桜に当番の日のことを話すと、桜は目を丸くした。

『え!高校一緒のとこ誘われたの!?』

『い……いや!!誘われたんじゃなくて、オススメ?されただけ!』

私は否定するが桜は納得がいかないようだ。

『えぇ……。それ誘われてると思うけどなぁ。だってさ。私思うんだけど……。』

『なに??』

言いにくそうにしている桜に耳を傾ける。

『りゅうってさ。もしかしてなんだけど……。』

と桜が言いかけた時。


~キーンコーンカーンコーン~


昼休みの終わりのチャイムだ。

『あ……。ごめん桜!次移動なの!』

私は慌てて桜に言うと、走り出した。

『あ!ちょっと!気をつけてね!』

走る姿を見た私を見て心配そうに見送ってくれた。