2人は図書委員



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ハッと起き上がる。

時計を見ると3時をこえていた。

帰れるまであと一時間。

いつの間にか寝てしまっていたので時間がつぶせてラッキーだった。

チラッとりゅうを見るとまだ本を読んでいた。

よくこんなに読んでられるなぁ。

私は関心しながらりゅうの本をのぞくと、そのページはちょうど絵がのっているページだった。

その絵を見て私は思わず呟く。

『カレンだ……。』

その言葉にりゅうは驚いたように目を丸くしてこちらを向く。

『……知ってんの?』

カレンとは……。
今男の子に人気のゲームにでてくる主人公のこと。

『え……っと。私、弟がいるからそういうの詳しいんだよね。弟と一緒にハマっちゃってさ。』

私が言うと

『見る?』

と本を渡してきた。

『こんな本があるんだね。』

私は受け取った本をペラペラめくる。

『ゲームと同じ物語を小説にしてるのはいっぱいでてるよ。』

『そーだったんだ!私本嫌いだけどこれなら読めそう。』

本の内容がとても面白そうだ。

私は初めて本を読んでみたいという気持ちがあらわれた。