こんなあたしでも良いですか?

あたしが


何もかも終わった…。






そう思いながら涙を流して
夕方の
薄暗い階段を降りていると



下から俊樹先輩と女の先輩が走ってきた。


『あぁ-良かったぁ。』

女の先輩が言った。



すると
俊樹先輩が

『どうしたんですか?もしかして……泣いて…る?』

と聞いてきた。