鈴華の病院に行った。
「……そうなんですか…」
「そうなんだよ‼」
誰か居るようだ。
ドアをノックした。
コンコンコン
「はい」
「ウッス」
「海崎君!!」
「海崎 信真だ!!」
鈴華とこの前の………
「斎藤 菜々美ですっ!!菜々美でいいから」
俺、一人っ子だけど、姉貴って感じだなぁ。
「あー、これお土産」
買ってきたケーキを渡した。
「鈴華ちゃん、これ人気のケーキ屋さんのケーキだよ‼」
「本当に!?ありがとう。海崎君」
笑顔でこっち向いてくるとテレる。
「じゃあ、私お皿取ってくるから」
菜々美さんは病室を出ていった。