「そーなんだね。」



棒読みで返しといた。
どうでもいいや。



「ちょっと棒読みってなに?!」


「はいはい、海行こ。」



簡単に流して、

あたしは灰色パーカーを着てホテルの部屋を出た。


ロビーに行くとみんな海パンのみとビーチサンダルだけ。



「のあっち何でパーカー?!
ビキニだけでええやん!」



李生の言葉はスルー。