偶然が永遠に変わる時。




それから、亜紀さんが運転する車に乗って
ショッピングモールにやってきた。


「蒼月ちゃんは何が欲しいの?」



「えーっと...アクセサリーとかです。」



「それじゃ、こっちね!あ、琉碧は適当に
ブラブラしてていいからねー」



「はいはい。」



「さ、蒼月ちゃん行きましょ。」



「は、はい。」


いいのかな、清水くん置いてきて...。



「いいのいいの。いつもこんな感じだから。」


...そうなんだ。



「さて、着いたわよー」



亜紀さんに連れてこられた先は、たくさんの
アクセサリーが並ぶ専門店だった。



「わぁ...たくさんありますね...」



「でしょ?私もここで色々買ってるの。
きっと蒼月ちゃんが気に入るものもあると思うわ。」



「...はい。ありがとうございます。」