(Sakura side)

「お姉ちゃん遅いな…」
どうしたんだろう
やっぱり相当体調が悪いんだろうか

「夜ご飯食べられないかな、閉まっとこう」

バタンッ

「お姉ちゃん!大丈夫!?」
「う…うん、ありがとう。
ちょっと疲れてるのかな」
「そっか…今日は早く寝てゆっくり休んで
後の事は私がやっておくから」
「ごめんね桜…ありがとう…」

お姉ちゃんが後ろを向いた瞬間
首に微かな傷がいくつか見えた

でもその時はそんなに気にしていなかったんだ
まさかあんな事になるとは思わなくて…