皆さん初めまして、
結城 美環です。って、こんな事言ってる場合じゃないんです!

私の目の前にいる子は誰よぉぉおお!


遡ること、1時間前……


ガチャ
いつも通り、学校から帰ってきた私。

いつもは、聞こえないはずの親の声。
共働きだからです。

パタパタ

「ママぁぁあ~」

「あら、おかえり。」

……ん?だ…誰だね君は……
今この子、ママって言った……

ちょっと待ってー、話についていけない

「もー、お母さん!!、子供できたらなら言ってよね!笑
ビックリしたじゃん!」

「なにいってんのよ、こんな年で子供できるわけないでしょ!!、もー、馬鹿なんだから~笑」

じゃあ、誰なのよ、その子!!!!!

「じゃあ、誰なの…?」

「んー、あんたの子?笑」

「いや、笑じゃねーし。
私、子供産んだ覚えないんだけど。」

「んまー、色々あってさ、面倒見ることになっちゃって...
だから、美環お願い!
お母さん忙しいのよ、明日から海外だし。」

色々って、なによ!
私の前で切なそうな顔をしている母、
なんか聞けない雰囲気・・・

「わ、わかった!面倒見ればいいんでしょ!」

「あら、ほんと?んじゃ、宜しくねー。」

おい、さっきの顔どこいったんだよ!


って、感じで、面倒見ることになりました。

今日、誕生日なのに...