半分のキモチ

「は?かっちゃん?」

「同じクラスだから……」


そう言っても彼女達はすでに戦闘モード。
一歩、一人が私に近く。


「三村克巳に近づくなよ」

「近づくなよって同じクラスだから無理」

「は?無理?」

「ライブでキスくらいされて彼女気取り?」

「ちょっと、別に彼女気取りって訳じゃないし」

「克巳にはうちらと同じクラスに彼女居るんだから……」

「は?彼女?」

「知らなかったの?だから、あんたは遊び相手なの。遊び相手なのに浮かれてたらこっちは気分悪いんだよ」


バチンっと大きな音と同時に、かっちゃんにキスを落とされた頬に痛みを感じた。


「痛っ、」


そして、肩を押され足がもつれると頭を叩かれ地面に転んだ。


頭は真っ白。
かっちゃんに彼女?
じゃあ、何でかっちゃんはあんなこと言ったの?


私が可哀相に見えた?